島津家別邸 名勝「仙巌園」とレトロなスターバックス

鹿児島市内にある島津家別邸 名勝「仙巌園」（読み方：せんがんえん）の隣にレトロなスターバックスコーヒーがあるのはご存知でしょうか？
仙巌園の見どころやアクセス、スターバックスコーヒー鹿児島仙巌園店についてご紹介します！

島津家別邸「仙巌園」は鹿児島にある、日本を代表する大名庭園であり、鹿児島を代表する観光名所です！
錦江湾や桜島をとりいれた雄大な景色が美しく、島津家歴代に愛されてきた御殿は迎賓館としての役割も果たしています。
日本の近代化をリードした場所でもあり、
一帯は「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産の構成資産に登録されました。

■公共交通機関をご利用の場合
鹿児島市内を循環しているカゴシマシティービューに乗ると鹿児島中央駅から約50分で仙巌園に到着します。

↑こちらがカゴシマシティービュー1日乗車券
8時台～17時台に約30分間隔で運行しており、大人 600円、小人 300円でカゴシマシティービューだけではなく市電・市バス1日乗り放題です！鹿児島中央駅総合観光案内所 や 桜島港観光案内所、鹿児島市観光案内所 など色々な場所で発売しています。

■自動車をご利用の場合
・鹿児島空港から車でおよそ50分
・鹿児島中央駅から車でおよそ20分
1回300円と有料ですが仙巌園に駐車場はあるので車でのアクセスもしやすいです！

仙巌園は他の大名庭園と異なり大きな池や築山がありません。
それは錦江湾と桜島がすぐ目の前にあるためです。
桜島が最も美しく見えるといわれるこの景観は、島津家歴代に愛されました。

江戸時代の正門で、屋根は瓦ではなく鹿児島の特産である錫（すず）で葺かれています。
高い身分の象徴であるこの朱塗りの門を通れるのは、藩主と世継ぎだけでした。

戦国時代、17代義弘は戦場において猫の瞳で時刻をはかりました。
猫神は生きて帰った2匹をお祀りした祠で、愛猫の長寿を願う方々が全国各地からお参りに訪れています。
すぐ隣にある土産店では猫グッズが多く並んでいるため猫好きの方にはオススメです！

19代光久が別邸として庭園を構えてから、 歴代の藩主に受け継がれてきた御殿。
29代忠義が鹿児島に住んだ12年間は、 本邸として使用されました。
現在は、明治17年（1884年）に改築された部屋を中心に、当時の3分の1が残されています。

仙巌園内には桜島の絶景を眺めながら薩摩の郷土料理をゆっくり堪能できるレストランの桜華亭や
鹿児島特産の抹茶・煎茶や上生菓子、 かき氷「しろくま」などを楽しめる和風カフェ仙巌園茶寮、
薩摩武士に愛された鹿児島の郷土料理、 両棒餅（読み方：ぢゃんぼもち）が食べられる両棒餅屋などがあります。

スターバックスコーヒー鹿児島仙巌園店は2017年3月にオープンしましたが、
元々は島津家の金鉱山事務所として建造された登録有形文化財「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」でした。
歴史と現代の融合した特別な空間に大切なお客様をご招待する場所（Salon de Siren）をコンセプトに、モダンにリノベーションしたそうです！

店内もレトロでお洒落。2階の窓際からは桜島が見えるので 最高のコーヒーブレイクになりそうです♪

仙巌園内のカフェで一息するのもいいのですが、
隣にあるレトロなスタバでゆっくりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか？
仙巌園に来た際はセットでぜひ訪れていただきたいスポットです♪